今回はマイルチャンピオンシップ2018の枠順予想をします。
京都芝1600m外の枠順データやマイルチャンピオンシップの枠順データを見て、どの馬が有利な枠に入ったのかを考えていきましょう。また脚質や馬の特徴によっても、有利不利が変わってきますので、その点に気を付けて最終予想に生かしていきましょう。
マイルチャンピオンシップ2018
枠順予想
こんにちは！SKB競馬予想副管理人のかーるです。
京都芝マイルは京都芝1600m内と京都芝1600外の二つのコースがあります。前者は内回りのコースで主に下級条件のレースが行われます。後者は外回りのコースでＯＰ戦や重賞名が行われます。なのでマイルチャンピオンシップは京都芝1600ｍ外の方で行われます。
京都芝1600m外は２コーナーのいたって普通のコースです。特に走りにくいコースでもないですし、最後の直線も平坦ですからね。
特徴と言えばスタートから３コーナーまでの距離が700m以上と長いことと、最後の直線の入り口後に内回りとの合流点があることでしょうか。
最初の直線が長いの枠順の有利不利は生まれづらいと思います。最後の直線では合流点で内が開くため内を突いてくる競馬が決まりやすいでしょう。
枠順に関係しそうなのはそこらへんでしょうか。
それでは実際のデータの方はどうなっているのか？まずは京都芝1600m外の枠順データから見ていきましょう。
・京都芝1600m外の枠順データ(2013年以降)
勝率に関しても、複勝率に関してもどこまで大きな有利不利はありません。連対率を見ると若干４枠より内が良いように思えますが、極端な傾向ではないです。
回収率を見ても中外で偏りはありません。ただ４枠、５枠は少し数値が低いですね。
続いて脚質別のデータを見ていきましょう。
・逃げ馬の脚質データ(2013年以降)
勝率に関しては４枠～６枠の数値が低くなっています。中枠はあまり良くないのかもしれませんね。内か外の極端な枠の方がプラスに働きそうです。
京都芝1600m外は冒頭でも書いたように、３コーナーまでが長いです。コーナリングに邪魔されることがありませんから、７枠や８枠からも逃げる形に持ち込むことが出来るんですよね。
ちなみに逃げた馬の数は８枠が27頭で１番多く、７枠が22頭で２番目となっています。外枠からでも逃げることが出来るコースと言えます。
・先行馬の脚質データ(2013年以降)
勝率が高いのは２枠、３枠、８枠。複勝率が高いのは２枠、３枠、４枠となっています。さらに回収率を含めて総合的に考えると、先行馬にとっては２枠、３枠が有利に働きそうですね。
ほど良い内枠スタートから前目に付けて、３角、４枠で内々を回って、最後は粘りこむイメージでしょうか。しっくりきます。
・中団馬の脚質データ(2013年以降)
勝率が高いのは１枠、４枠、７枠。複勝率が高いのは１枠、３枠、４枠となっています。中団馬にとっては、少し内枠が有利に働きそうですね。直線入り口の合流点の関係上でしょうか。
ただ外枠の成績も悪くはないので、かりに７枠、８枠に入ってもそこまで評価は下げなくても良いでしょう。
・後方馬の脚質データ(2013年以降)
後方馬は全体的に成績が悪いので、数値はどの枠も低くなっています。そして複勝率が高いのは１枠、８枠ですね。
中途半端な枠に入るよりは思い切って内を突ける内枠か、スムーズに外を回せる８枠が良いのでしょう。
さて、続いてはマイルチャンピオンシップの枠順データを見ていきます。
・マイルチャンピオンシップの枠順データ(2008年以降)
見た感じ内外で有利不利はありませんね。内中外どこからでも勝ち馬や３着以内馬が出ています。枠順の有利不利はないと考えてよいでしょう。
それでは枠順の傾向をまとめます。
- 京都芝1600m外は枠順の有利不利が少ない
- 逃げ馬にとっては極端な内か外が有利
- 先行馬にとっては２枠、３枠が有利
- 中団馬にとっては内枠が少し有利
- 後方馬はどの枠でも厳しい
- マイルＣＳは枠順の有利不利なし
全体的に有利不利は少ないので、枠順で評価を大きく変えない方が良さそうです。
さて、それらの傾向を踏まえて確定した枠順を見ていきましょう。
マイルチャンピオンシップ2018枠順
１枠01番 ステルヴィオ
１枠02番 ペルシアンナイト
２枠03番 アルアイン
２枠04番 ブラックムーン
３枠05番 ヒーズインラブ
３枠06番 ジュールポレール
４枠07番 ロジクライ
４枠08番 モズアスコット
５枠09番 ウインブライト
５枠10番 ミッキーグローリー
６枠11番 ジャンダルム
６枠12番 レーヌミノル
７枠13番 レッドアヴァンセ
７枠14番 エアスピネル
７枠15番 アエロリット
８枠16番 カツジ
８枠17番 ロードクエスト
８枠18番 ケイアイノーテック
有力馬は内に３頭、中１頭、外１頭という形となりました。枠順の有利不利の少ないコースではありますが、有力馬５頭について考えておきます。
ステルヴィオは１枠01番。外から末脚を生かしたいタイプなのでこの枠は歓迎ではないでしょう。前走少しポジションが取れていたので、内を突く競馬が出来るかもしれませんが・・・あまり良い枠だとは思いません。
ペルシアンナイトは１枠02番。欲を言えばもう少し外が良かったでしょう。ただ昨年のマイルＣＳでも馬群をさばいて伸びてきましたし、昨年の再現があるかもしれません。Ｍ.デムーロ騎手ですから勝負してくるでしょう。
アルアインは２枠03番。2000m以上のレースでは先行する競馬をしていますが、マイルではさすがに好位、中団からの競馬になると思います。そう考えると中枠が良かったですね。
モズアスコットは４枠08番。最近は差す競馬をしている馬ですが、先行する競馬もできると思います。つまりどんな競馬にも対応できそう。そういう馬にとってこの中枠はプラスでしょう。
アエロリットは７枠15番。今回はかなり積極的な競馬をすると思っています。逃げるかもしれませんね。となると外枠でもそこまで不利にはなりません。
まとめ
いい枠を引き当てた有力馬が多いですね。ステルヴィオだけは少し競馬がしずらいでしょうが、それ以外の馬はいい所に入ったと思います。
そして今回は最後に有力馬５頭以外でいい枠を引いたと思う馬をこちらに挙げておきます↓
この馬 → ロジクライ
中枠を引いたら印を入れようと思っていましたが、バッチリですね。脚の使いどころなどがなかなか難しい馬だと思っていますが、この枠からならばどんな形のレースにも対応できそうです。前走の勝ち方は強かったですし、鞍上も上手いのでね。しっかりとおさえておきたいと思います。
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春の安田記念は◎モズアスコットからズバリ的中をお伝えした当社だが、レースでは同馬が９番人気だったことからもわかる通り、マイル路線は確たる主役が不在の状況。しかも、秋のマイル王決定戦となるこの舞台は、３歳馬の参戦、天皇賞（秋）など中距離路線から転戦してくる実力馬、夏の上がり馬が一堂に会し、マスコミは“混戦”と報じることになる。一般ファンにとっても、大いに頭を悩ますレースとなることだろう。
しかし、世間が“混戦”を煽れば煽るほど、確かな情報力がある我々シンクタンクにとっては、オイシイ馬券を掴む絶好の状況となる。関係者の本音を知っていれば、人気馬でもバッサリと切ることが可能であり、逆にマスコミノーマークの勝負馬からオイシイ馬券を狙い撃つこともできる。
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