今回は福島記念2018の人気馬分析予想をします。
今年はエアアンセム、サーブルオール、スティッフェリオなどが参戦しています。1600万戦を快勝し、その後重賞戦線で頑張っている馬たちが集まりましたね。福島記念らしい非常に渋いメンバーとなっています。そして馬券的にも狙いどころあるレースとなりそうです。本日は人気馬たちを分析していきましょう。
福島記念2018予想
人気馬分析
こんにちは！SKB競馬予想副管理人のかーるです。
今週はエリザベス女王杯を含めて４重賞が行われますが、エリザベス女王杯は堅くなりそうですよねー。Ｍ.デムーロ騎手騎乗予定のモズカッチャン、モレイラ騎手騎乗予定のリスグラシュー、ルメール騎手騎乗予定のノームコア、どれも強いでしょう。
そう考えるとこちらの福島記念の方が馬券的には面白そうですね。１番人気想定のエアアンセムは57キロを背負いますし、２番人気想定のサーブルオールは能力的にどうかなと思っています。人気馬たちに隙はあると考えています。
さて、本日は人気馬たちを分析していきます。過去の走りや適性面を考えていきましょう。
・エアアンセム
中山1800mの1600万戦を勝利したり、京都1800mのＯＰ戦で２着に入ったりと適性が掴みづらい馬ですが、おそらく４コーナーの1800m～2000mがベストな馬でしょう。スタミナ面に不安があるように思えるので、1800mぐらいがちょうどよいかもしれません。２走前の函館記念はすべてがハマっての勝利だと思いますし、斤量も恵まれていました。前走のオールカマーも田辺騎手がきっちりとこの馬の競馬をしての４着。ただこのレースは2200mだったの気持ち距離が長い分はあったと思います。今回は2000mですしもう一度馬券に絡めるかもしれません。57キロという斤量を考えるとあまり重視はしたくないですが、競馬が上手いタイプですし印は入れるべきでしょう。
・サーブルオール
前走の七夕賞は１番人気ながら４着に敗れましたが、このレースは流れが速くなりすぎて展開が崩壊していたので度外視して良いでしょう。２走前のエプソムＣは重馬場の厳しい流れのレースでしたが、ルメール騎手の好判断で後方からの競馬でした。さらに最後は内を突いて伸びた形で好騎乗に助けられての４着にも思えますね。まだ重賞で通用する馬ではないのかもしれません。今回は斤量が55キロと恵まれているのでその点は良いですが、なかなかつかみづらい馬なので重視はしずらいですね。人気するならば少し考えたい一頭です。
・スティッフェリオ
３走前の1600万戦は２着馬に0.3秒差をつける完勝。さらに２走前の札幌記念ではサングレーザー、マカヒキ、モズカッチャンに次ぐ４着。強い相手に良い走りをしていましたし、展開を考えても強い走りでした。かなりのスタミナがありますね。前走のオクトーバーＳは田辺騎手に乗り替わりでスタートがイマイチ。後方からの競馬になりましたし、最後も伸びだしたところでゴールが来てしまいました。完全に不完全燃焼です。過去の走りはどれも強いですし、斤量55キロのならばかなりチャンスはあると思います。さらに今回は1600万戦、札幌記念で鞍上だった丸山騎手に乗り替わりとのことで、その点も良いですね。この馬の乗り方を掴んでいる気がします。
・マイスタイル
前走の札幌記念で確かこの馬を重視したと思いますが、騎乗がかなり悪く大敗しましたね。ただでさえ前の馬には厳しい流れなのに、外から捲っていきましたからね。最後は上がり38.7とバッテバテでしたし、あのレースは参考外でよいでしょう。２走前の五稜郭Ｓは今回の有力馬の中にいるスティッフェリオに着差0.5秒を付ける圧勝。スティッフェリオも相当スタミナがあると思いますが、この馬のスタミナはそれ以上だと思います。逃げてミドルペースに持ち込めれば、この馬のレースになりそう。過去に福島民報杯を勝利しているように福島2000mも問題ないです。重視したい一頭ですね。
・ドレッドノータス
４走前は勝ち馬マイスタイルと1.1秒差の３着、３走前は勝ち馬スティッフェリオと0.6秒差の６着と今回のメンバーに敗れています。さらに２走前にはエリザベス女王杯で上位人気となりそうなレッドジェノヴァと0.6秒差の３着。強い相手に負けている感じはありますが、それでも着差が大きいですね。重賞で通用する馬かどうかは怪しい所です。前走のレインボーＳは石橋騎手の完璧な逃げ騎乗によっての圧勝でしたからね。強い走りではありませんでした。今回は斤量55キロとのことですが・・・厳しい所でしょう。さらに2000mの厳しい流れではスタミナ切れすると思います。その点も不安。
・サトノノブレス
８歳馬にして58キロを背負いますし、厳しいレースになると思います。３走前の金鯱賞は２着でしたが、大阪杯では15着に大敗しています。さらに前走の鳴尾記念は先行するいつもの競馬で５着に敗れました。最後前が壁になる場面もありましたが、その後開いてからも伸びはなかったです。力負けと考えてよいでしょう。年齢、斤量を考えると軽視したいですね。
・マイネルハニー
以前は厳しい流れで逃げ切るタイプでしたが、最近は緩い流れの方が向いていますね。前走のオクトーバーＳはまさにそんな流れでした。58キロを背負って２着と見た目は強い走りですが、中身はあまりなかったと思います。元々重賞で上位の馬ではありませんし、ここ最近不調ですからね。前走は完全復活と言うよりは、展開が向いての２着だと思っています。もう一度ここでの走りを見て今後重視するか軽視するかを決めたい。今回は軽視が妥当かと思っています。
まとめ
７頭を分析していきましたが、もっとも安定感があると考えているのはこの馬です↓
この馬 → スティッフェリオ
スタミナが豊富ですし、末脚もそれなりに使えます。スタートさえ決まれば、好位置で競馬が出来ると思います。この馬と合っている鞍上に戻るのはプラス材料ですし、この馬自身が乗りやすいタイプなので、騎乗に関してはそこまで心配しなくてよいでしょう。追い切りが問題なければ最終予想でも重視したいと思っています。
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