今回は天皇賞春2020の独自指数による人気馬分析をしていきます。
菊花賞・天皇賞春と長距離G12冠のフィエールマン、ユーキャンスマイル、キセキなどが参戦しています。有力馬それぞれの前走の競馬や近走の指数を見て、どの馬が信頼できるのかを考えていきましょう。
天皇賞春2020
人気馬の指数
こんにちは。SKB競馬予想副管理人のかーるです。
まずは指数を見る前に人気馬たちの想定オッズを見ておきましょう。
- フィエールマン 2.1倍
- ユーキャンスマイル 3.6倍
- キセキ 5.5倍
- ミッキースワロー 11.4倍
- メイショウテンゲン 13.9倍
netkeibaの想定オッズはこのようになっています。
人気馬の過去4走の指数を記載していきますが、それプラス
競馬場と距離とペースも記載していきたいと思います。
(指数の変動に大きく影響していると考えているため)
【指数】
斤量補正はすでに指数に入っているので、同じレースの同着差馬でも
斤量によって指数に違いが出ることがあります。
さらにカッコ内に今回の斤量を踏まえた数値も入れています。
【距離】
東京2400m、中山2400mもほぼ同じ2400mとして扱います。
コーナーが上手い馬、坂が苦手な馬などはいると思いますし
競馬場で指数に違いが出ることはあると思います。
しかし現時点では全体としてはそこまで大きな要素ではないと考えています。
【ペース】
馬自身のペースを記載します。
なので基本的に同じレースに出走した馬でも馬ごとにペースは違います。
馬群が縦長のレースの場合は逃げ馬と後方馬で
数値が全く違うこともあります。
ペースは5段階
(超スロ、スロー、ミドル、ハイ、超ハイ)
【その他】
地方・海外レースなど特殊なレースは指数が出せません。
特殊なレースを除いた過去4走を見ていきます。
フィエールマン
レース名 | 指数 | 競馬場 | 距離 | ペース | |
前走 | 有馬記念 4着 |
110 (110) |
中山 | 芝 2500 |
ミドル |
2前 | 札幌記念 3着 |
114 (114) |
札幌 | 芝 2000 |
スロー |
3前 | 天皇賞春 1着 |
116 (116) |
京都 | 芝 3200 |
超スロ |
4前 | AJCC 2着 |
114 (114) |
中山 | 芝 2200 |
超スロ |
指数コメント
指数はMaxで116。海外帰りの有馬記念だけは数値が低いがそれでも110は出している。
距離コメント
3000m以上特有のロングスパート戦が向くタイプ。この舞台はベストだろう。
ペースコメント
有馬記念ではミドルペースに対応できなかった。もう一度長距離のこの舞台でスロー戦になれば数値は上がってくるだろう。ここは信頼か。
ユーキャンスマイル
レース名 | 指数 | 競馬場 | 距離 | ペース | |
前走 | 阪神大賞 1着 |
114 (114) |
阪神 | 芝 3000 |
ミドル |
2前 | ジャパン 5着 |
110 (110) |
東京 | 芝 2400 |
ハイ |
3前 | 天皇賞秋 4着 |
113 (113) |
東京 | 芝 2000 |
スロー |
4前 | 新潟記念 1着 |
113 (113) |
新潟 | 芝 2000 |
超スロ |
指数コメント
指数はMaxで114。阪神大賞典は相手はどうかも完勝の内容だった。
距離コメント
2000mでも高数値を出しているが3000m以上でも問題ないだろう。距離は不問。
ペースコメント
この馬もスローのロングスパート戦が理想。前走+12kgと馬体を増やしてきただけに成長度にも期待できるか。ただ位置は取れないだけに。
キセキ
レース名 | 指数 | 競馬場 | 距離 | ペース | |
前走 | 阪神大賞 7着 |
110 (110) |
阪神 | 芝 3000 |
ハイ |
2前 | 有馬記念 5着 |
110 (110) |
中山 | 芝 2500 |
ミドル |
3前 | 宝塚記念 2着 |
115 (115) |
阪神 | 芝 2200 |
ミドル |
4前 | 大阪杯 2着 |
115 (115) |
阪神 | 芝 2000 |
スロー |
指数コメント
指数はMaxで115。出遅れした2戦は110と数値が低い。今回もスタート次第か。
距離コメント
阪神大賞典でもそれなりに走っているし3000m以上は問題ないだろう。
ペースコメント
スローすぎると良さが出ないタイプ。スタートで出遅れることだけが怖い。スッと出て前目に付けられるようだと上位争いできるだろう。
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ミッキースワロー
レース名 | 指数 | 競馬場 | 距離 | ペース | |
前走 | 日経賞 1着 |
113 (113) |
中山 | 芝 2500 |
スロー |
2前 | AJCC 4着 |
110 (110) |
中山 | 芝 2200 |
ミドル |
3前 | 福島記念 3着 |
116 (116) |
福島 | 芝 2000 |
ミドル |
4前 | オールカ 2着 |
112 (112) |
中山 | 芝 2200 |
超スロ |
指数コメント
指数はMaxで116。数値は高いがG1での活躍はない。
距離コメント
どうしても脚質的に後ろからなので3000m以上のレースだと後方から伸びてきて足りないという結果になりやすい。
ペースコメント
最低でもミドル、出来ればハイペースになって欲しい所。他の馬が早めに捲る競馬になるようだとこの馬にもチャンスが出てくる。
メイショウテンゲン
レース名 | 指数 | 競馬場 | 距離 | ペース | |
前走 | 阪神大賞 3着 |
108 (108) |
阪神 | 芝 3000 |
ミドル |
2前 | ダイヤモ 2着 |
108 (108) |
東京 | 芝 3400 |
ハイ |
3前 | ステイヤ 4着 |
106 (106) |
中山 | 芝 3200 |
超スロ |
4前 | 菊花賞 12着 |
94 (94) |
京都 | 芝 3000 |
ハイ |
指数コメント
指数はMaxで108。数値的に厳しい所だろう。
距離コメント
ステイヤーS時から長距離適性を見せていた。舞台はベスト。
ペースコメント
後方からの競馬になるだろうしスタミナはかなり豊富。ミドル以上になって他の馬がバテるようなら。
まとめ
天皇賞春の人気上位馬の指数を見ていきました。
ここは素直にフィエールマン重視かなと。
ユーキャンスマイル、ミッキースワローは位置取り的に心配ですし、キセキはスタートが心配。
フィエールマンは不安材料が少ないと思います。力も申し分ないですからね。
そして今回は最後に一発あると考えている穴馬こちらに挙げておきます↓
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ベストな舞台は中山、福島、小倉辺りでしょうが、京都3200mならば悪くはないと思います。前走は1キロ重い斤量を背負いながらまずまず厳しい流れに対応しての3着。数値は113と悪くないですし、引き続き良い状態をキープできているようだと一発あるでしょう。先行タイプなのでもちろん内枠が理想。
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<第161回 天皇賞春(G1)>
フィエールマン・キセキ
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過去10年、1番人気の成績は【2.1.0.7】と優勝したのは19年フィエールマン、17年のキタサンブラック2頭のみ。2着も18年シュヴァルグラン1頭のみで、1番人気の信頼度は低い。単勝1.3倍のオルフェーヴル、ゴールドシップなども馬群に沈んでいるように波乱が多い長距離GIである。
また、16年カレンミロティック(13人気②着)、15年カレンミロティック(10人気③着)、14年ホッコーブレーヴ(12人気③着)、12年ビートブラック(14人気①着)、10年メイショウドンタク(16人気③着)などの二桁人気馬の好走が目立ち、波乱を演出している。
平均配当でも馬連1万0600円、3連複5万0080円、3連単34万2060円となっており3連単では10万馬券以上が7度、最高配当では145万馬券が出ている。
年齢別の成績(3着以内)では4歳馬【4.2.5】、5歳馬【4.2.1】、6歳馬【2.3.2】、7歳上【0.2.3】と優勝馬は4歳~6歳馬で7歳上の高齢馬から優勝馬は出ていない。
距離適性などもありリピーターが多いレースでもある。キタサンブラックは16年17年を連覇。フェノーメノは13年14年を連覇しており得意の距離で力を出している。今年もリピーター好走馬には要注意だが昨年の覇者フィエールマンは連覇なるか!?
過去20年の現役騎手の勝利回数では武豊(3勝)・蛯名(3勝)・岩田(2勝)・横山典(2勝)・和田(2勝)・石橋脩(1勝)・松岡(1勝)・ルメール(1勝)。
現代競馬では長距離砲と言われるステイヤーの存在が薄く、昔とは違い、「長距離は血統」と言う概念はない。スタミナだけではなく瞬発力やスピードを備えた馬が有利となっている。
そして、長距離を勝つポイントは展開を読める騎手の腕が重要なポイントになるだろう。距離が長くなればなるほど騎手の腕がモノをいう。
展開を読み、仕掛けどころのタイミングを間違えない騎手が長距離戦を制する。特に3000Mを超える長丁場では騎手の判断力が重要になる。
近年でも天皇賞(春)を勝っている騎手の顔ぶれは、武豊、横山典弘、岩田康誠、蛯名正義と言ったベテラン騎手。このコースを熟知している経験豊富な騎手が、3200Mの長丁場を上手く乗り切る。長距離なので枠の有利・不利はないが、逃げ切るのは容易ではないし、スタミナ温存を考えて直線だけの競馬でも厳しい。
17年菊花賞馬キセキだが近3走は見せ場なく敗戦。今回は新コンビとなる武豊騎手を背に復活を狙う。昨年の覇者フィエールマンは直近3走で勝利なし。ここまでGI2勝が菊花賞と天皇賞春の長距離GI。得意の距離でGI3勝目なるか。前走戦の阪神大賞典を制したユーキャンスマイル。今年のメンバーなら初GI制覇のチャンス到来か?他では日経賞を制したミッキースワロー、エタリオウなどが参戦。競馬セブンでは有力馬を脅かす隠れ穴馬の激走情報を極秘入手済!人気薄確実な隠れ穴馬を馬券購入前に必ずご確認ください。
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フィエールマン・キセキ
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