【アメリカジョッキークラブカップ2020】独自指数による人気馬分析予想

今回はアメリカジョッキークラブカップ2020の独自指数による人気馬分析をしていきます。

札幌記念勝ち馬のブラストワンピース、Ｇ２・Ｇ３で３回連続馬券内のミッキースワローなどが参戦しています。斤量差の少ない別定戦だけに指数上位馬を素直に重視したいレースとなりそうですね。それでは見ていきましょう。

指数予想

こんにちは。SKB競馬予想副管理人のかーるです。

今回は少し新しい試みをしたいと思っています。

ちょっと最初なので説明が多くなると思います。

ご了承ください。

最近のSKB競馬予想では

• 人気馬分析予想
• 最終予想(印・買い目)

この２つを中心に予想をお送りしていました。

しかし今週から新たな試みとして

独自指数による予想をお送りしていきたいと思っています。

一言に指数といっても、大きく分けて２つのパターンがあります。

・出走馬の過去走全てに指数があるもの

・出走馬に一つだけ指数があるもの

前者は有名なものであればスピード指数。

例えば先週の日経新春杯一番人気のレッドジェニアルであれば

前走菊花賞６着時は100ほど、２走前の神戸新聞杯４着時は85ほど

といった感じで、過去走全てに指数が入っているもの。

こちらは過去走全てに指数が入っているので

どんな条件で指数が高かったなどを考えて予想する必要がありますが

よりその馬の距離、コース、ペース適性などを含めた予想が出来ます。

逆に後者はさまざまな所で○○指数として提供されているものですね。

例えばレッドジェニアルなら100、1600万勝ちのレッドレオンは90。

といった感じで馬に対して一つの指数しかないので

非常に簡単に予想が出来るものとなっています。

今回かーるが、予想に使おうと思っているのは

前者の出走馬の過去走全てに指数が入っている方です。

個人的に、長い間指数の土台を考え、調整を続けてきましたが

大分形になってきたので、今週から独自指数を利用した

予想記事を公開していこうと思い立ちました。

指数予想の有効性

「競馬は数字で出来てはいない！生き物が走っているんだから！」

そうおっしゃる方も多いと思います。

確かに馬は生き物ですから状態が悪い時もあれば良い時もあります。

自分自身今までパドックやら馬体やらを必死に見てきましたし

馬の状態によって走りが変わるということはあると考えています。

しかし必要なのはその基準です。

例えば、

「状態が良い時は凄く強い、状態が悪い時は普通な感じ」と言う予想と

「状態が良い時は100、状態が悪い時は90」と言う予想。

どちらがわかりやすいですか。

これが実際の競馬になると十数頭出走してくるので

出走馬Ａ「状態が良い時は凄く強い、状態が悪い時は普通な感じ」

出走馬Ｂ「状態が良い時は強い、状態が悪い時は若干弱い」

Ｃ・Ｄ・Ｅ・・・

基準がないので、正直訳が分かりませんよね。

指数を使うとその点がかなり楽になります。

出走馬Ａ「状態が良い時は100、状態が悪い時は90」

出走馬Ｂ「状態が良い時は95、状態が悪い時は85」

Ｃ・Ｄ・Ｅ・・・

これならばＡとＢ共に状態が良いならばＡを買えばよいですし

Ａの状態が悪く、Ｂの状態が良いならばＢを買えばよいのです。

状態に限らず、距離・コース・ペースにも同じことが言えます。

シンプルさで言えば指数を用いた方がはるかに優秀です。

状態が良い時と悪い時の差を10としたように

数字の間隔的なものは私かーるの今までの経験から導き出しています。

なのでその点の誤差ももちろんあるでしょう。

さらに指数には当てはまらないような場合もある。

ただそれを差し引いても、数字で表すことは

競馬という膨大な情報を扱う勝負を有利にしていく上で

必要なことだと感じています。

日経新春杯2020
人気馬の指数

それでは今週の日経新春杯の人気馬の指数を確認していきましょう。

• ブラストワンピース　2.9
• ミッキースワロー　　3.0
• ステイフーリッシュ　5.1
• スティッフェリオ　　6.9
• ラストドラフト　　　7.8

netkeibaの想定オッズはこのようになっています。

人気馬の過去４走の指数を記載していきますが、それプラス

競馬場と距離とペースも記載していきたいと思います。

（指数の変動に大きく影響していると考えているため）

【指数】

斤量補正はすでに指数に入っているので、同じレースの同着差馬でも

斤量によって指数に違いが出ることがあります。

さらにカッコ内に今回の斤量を踏まえた数値も入れています。

【距離】

東京2400m、中山2400mもほぼ同じ2400mとして扱います。

コーナーが上手い馬、坂が苦手な馬などはいると思いますし

競馬場で指数に違いが出ることはあると思います。

しかし現時点では全体としてはそこまで大きな要素ではないと考えています。

【ペース】

馬自身のペースを記載します。

なので基本的に同じレースに出走した馬でも馬ごとにペースは違います。

馬群が縦長のレースの場合は逃げ馬と後方馬で

数値が全く違うこともあります。

ペースは５段階

（超スロ、スロー、ミドル、ハイ、超ハイ）

【その他】

海外レースなど特殊なレースは指数が出せません。

特殊なレースを除いた過去４走を見ていきます。

どこよりも多くの情報を、どこよりも安く提供したい。
やむくもな的中より、ハズレを含むリアルな実績。
それが『的中マーケット』

ブラストワンピース

指数コメント
指数はMaxで114。Ｇ２戦なら勝ち負けレベル。

距離コメント
2000mでも2500mでも高指数を出している。2200m問題なし。

ペースコメント
目黒記念のように2500mで超ハイ、大阪杯のように2000mでスローと言うように
極端な流れは不得意。2200mならミドルが理想的か。

ミッキースワロー

指数コメント
指数はMaxで116。最有力候補。

距離コメント
2200mのオールカマーで悪くない走り。距離適性はある。

ペースコメント
エプソムＣのように1800mの超スロは厳しい。今回は2200mだがハイでも良いぐらい。レースの流れの速さと鞍上の積極性が問われる。

ステイフーリッシュ

指数コメント
指数はMaxで114。Ｇ２戦なら勝ち負けレベル。

距離コメント
2000mのミドルで高指数なので2200も問題ないだろう。

ペースコメント
チャレンジＣのように超スロだと数値が大幅減。札幌記念のようにちょっと厳しいミドルでも減。2200mならミドルスローがベストか。

スティッフェリオ

指数コメント
指数はMaxで113。Ｇ２戦なら勝ち負けレベルだが、その他のレースが低すぎる。

距離コメント
2200mでは若干スタミナに不安があるか。

ペースコメント
高数値だったオールカマーは超スロー。2200mのまともな流れになると厳しいか。

ラストドラフト

指数コメント
指数はMaxで110。ちょっと見劣り。成長力に期待か。

距離コメント
2000mの超スロやスローで活躍してるだけに、2200mへの距離延長は心配。

ペースコメント
2200mならスローが理想的だろう。

まとめ

アメリカジョッキークラブカップの人気上位馬の指数を見ていきました。

近走安定して高い数値を出しているのはやはりブラストワンピース、ミッキースワロー、ステイフーリッシュの３頭。

しかしミッキースワローとステイフーリッシュは56キロと１キロ軽い斤量で出走できます。特にミッキースワローは能力値が一番高いですし、2200mも問題ない。最有力なのはこの馬か。

そして今回は最後に有力馬が苦戦するようならチャンスがあると考えている穴馬こちらに挙げておきます↓

この馬　(Ａ)　→　人気ブログランキング

穴馬の近４走の指数は前走から108、104、110、107。人気馬と比べると若干見劣りはしますが、この舞台は合っていると思いますし、110位なら出してきてもおかしくないなと。人気馬たちが思ったよりも苦戦するようなら馬券内はあると思います。

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