今回は京成杯オータムハンデ2018の有力馬分析予想をします。
昨年はグランシルクが豪快な差し切り勝ちを収めたこの京成杯ＡＨ。昨年の好走馬たちは今年は出走しないようです。１番人気想定はロジクライとなっていますが、同馬は中山初参戦。一波乱ありそうなレースですね。穴馬にも注意を向けながら予想していきましょう。
京成杯オータムハンデ2018予想
有力馬分析
こんにちは。SKB競馬予想副管理人のかーるです。
セントウルＳの方の記事でも書きましたが、今週から秋競馬が始まります。
秋競馬最初の月となる９月には秋のＧ１シリーズの前哨戦やトライアルレースが多数行われますね。今週は重賞が３つ行われますが、スプリンターズＳ前哨戦のセントウルＳ、秋華賞トライアル戦の紫苑Ｓはこちらに該当しますね。
ただ今回取り上げる京成杯オータムハンデだけは少し意味合いが違ってきます。
秋にはマイルＣＳというマイラーの頂上決戦が行われますが、その前哨戦は主に富士ＳやスワンＳとされています。京成杯ＡＨはどちらかと言えばサマーマイルシリーズ最終戦という意味合いが強いレースですね。
今年はロジクライ、ワントゥワン、ウインガニオン、ヤングマンパワー、ロードクエストの５頭の内どれかが勝利するとその馬がサマーマイル王者になるようです。
可能性がある馬がこれだけいると逆に迷いますが笑、それも含めて考察していきましょう。
ちなみにSKB競馬予想管理人のトドさんが、今素晴らしく好調です。
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京成杯オータムハンデ2018予想
有力馬分析
今年は中京記念で見事に復活し２着に好走したロジクライが１番人気想定となっています。その他には1600万で強い勝ち方をしたミッキーグローリー、ダービー卿ＣＴ勝ち馬のヒーズインラブ、関屋記念２着馬のワントゥワンが人気となりそうですね。
夏競馬終盤なので各馬の状態がカギとなってくるでしょう。さらにミッキーグローリーが重賞でも通用する器なのか？ここに向けて仕上がっているか？もポイントとなってきそう。
さて今回は早速、有力馬の適性や能力を考えていきましょう。まずはロジクライから。
・ロジクライ
前走 中京記念(Ｇ３) ２着
スタートが良く、二の足もかなり速かったですね。しかし前の３頭がかなりのハイペースで逃げていたので、この馬は４番手でじっくりと構える形。最後の伸びも良かったですが、前の馬には少し厳しい流れでしたからね。直線でも内に切り込んでしまい、馬場の悪い所を走っていましたし、力負けではないでしょう。重賞級の力はありそう。
２走前 マイラーズＣ(Ｇ２) ７着
番手で控えても良かったと思いますが、鞍上が逃げる形を選択しましたね。高速馬場だったことを考えても前3F33.9は速いですし、やはり最後はバテてしまいました。前半から後半まで坦々とした流れになるよりも、コーナー付近で息を入れる形のレースの方が合っていると思います。
３走前 六甲Ｓ(ＯＰ) １着
前の馬がそれなりのペースで逃げていて、この馬は３番手でゆっくりと追走する形。コーナーでのラップも落ち着いていますし、こういう緩急のある流れが得意なのでしょうね。負かした相手もそこそこのメンバーですし、ＯＰ戦ではやはり力が上。
まとめ
能力自体は好走できるレベルだと思います。56.5キロの斤量も他の馬と比較すればそこまで重くはないでしょう。ただ中山芝1600mはスタートからゴールまで一定のスピードで走り続ける形になりやすい。マイラーズＣの敗因がラップ的なものなのか？それとも状態が悪かっただけなのか？その見極めが重要になってきそうですね。調教を見て判断したい一頭です。
・ミッキーグローリー
前走 阿武隈Ｓ(1600万) １着
スタートは普通に決めていましたが、先行するほどの二の足はなく中団からの競馬に。向こう正面からポジションを上げだして、４角では先頭に並びかける形でしたね。あれだけ早めにスパートしたにも関わらず、最後まで粘り切ったのは立派。決してスムーズな競馬ではなかったと思いますが、強い勝ち方でした。ただ戦った相手が弱かったので、過信は出来ません。
２走前 むらさき賞(1600万) ３着
好スタートを決めて、前目に付ける形。序盤に少し力みが見られましたが、それでも最後はしっかりと伸びていました。力みと直線で追い出しが遅れたことを考えると力負けではないでしょう。長くいい脚を使うタイプなだけに、直線で進路が開かなかったのは厳しかったですね。能力的には条件戦レベルではないでしょう。
まとめ
綺麗な競馬をするタイプではありませんが、能力の高さは感じます。長くいい脚を使うので、外枠スタートから捲るような形の競馬が合うと思います。京成杯オータムハンデは中団からの差しがかなり決まるので、この馬なら届くでしょう。外枠を引けるかどうかと、きちんと重賞に向けて状態を上げてきているかどうかがポイントでしょう。
・ヒーズインラブ
前走 安田記念(Ｇ１) 13着
特に不利もありませんでしたし、これは力負けでしょう。最後の直線も全く伸びがありませんでした。Ｇ１の厳しい流れには対応できないということではないでしょうか。ダービー卿ＣＴで初重賞制覇した後なので状態も良くなかったかもしれませんね。
２走前 ダービー卿ＣＴ(Ｇ３) １着
スタートはそこまで良くないので中団からの競馬になりました。ただ４角で内を突いて、直線でも窮屈になりながらジリジリと伸びてきました。ロスのない競馬でしたし、そこまで強い勝ち方ではありません。展開に恵まれれば、重賞勝てるレベルといった感じでしょうか。
まとめ
ダービー卿ＣＴは55キロで今回は56.5キロ。ちょっと厳しい競馬になりそうですね。ダービー卿ＣＴの勝ち方を見ても、あまり強い馬だとは思いません。よほど状態が良くない限りは軽視したいですね。
・ワントゥワン
前走 関屋記念(Ｇ３) ２着
スタートはこの馬にしては普通に決まりましたが、いつも通りの後方待機。しかし最後の直線での足さばきは素晴らしいですね。一頭だけ脚が違いました。直線が長く平坦な新潟コースもあっていたのでしょう。走りは文句なしに強かった。
２走前 中京記念(Ｇ３) ５着
こちらも後方からの競馬でしたが、関屋記念とは違って内を突く形でしたね。４角でロスなく回れた事は確かですが、馬場の悪い所を走っていましたし、直線でも窮屈そうにしていました。この馬らしい末脚を生かす競馬が出来ていませんでしたね。それでも５着ですから立派でしょう。
まとめ
関屋記念の走りを見るとここでもチャンスありと思いたくなりますが、中山コースはさすがに厳しいかもしれませんね。Ｍ.デムーロ騎手がセントウルＳのラブカンプーの方を選んだというのも、そういうことでしょう笑。戸崎騎手ですから悪くはないですが・・・。コース適性的に不安な一頭です。
記事まとめ
有力馬４頭の中で最も信頼できそうなのは↓
この馬(Ｂ) → 人気ブログランキング
２走前の敗因次第ですが、中山コース自体は合いそうですよね。先行力はありますし、最後の坂はむしろ歓迎でしょう。力強い走りをする馬なのでこのコースは合うと思います。引き続き状態が良いならば、当然有力候補です。
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