今回はセントウルステークス2018の有力馬分析予想をします。
昨年ここを制したファインニードルはのちに高松宮記念も制します。そして今年も同馬が参戦していますね。斤量は58キロと重いですが、想定オッズでは堂々の1番人気。期待される方も多いことでしょう。今回はファインニードルやその他の有力馬を分析します。
セントウルステークス2018
有力馬分析
こんにちは。SKB競馬予想副管理人のかーるです。
先週で夏競馬は終わり、今週から秋競馬が始まります。
今年の夏競馬は個人的に最も厳しいシーズンでした。毎年夏は苦戦する傾向にありますが、それにしても予想が上手くいかなかった。
原因としては、夏の間体調を崩すことが多く競馬にかける時間が少なくなってしまったこと、競馬に対するモチベーションが下がっていたこと、様々なことが考えられます。
しかしそのすべての根本にあるのは自分の甘さです。
体調を崩しがちならば、健康面のことに気を配る。時間が足りないなら、少ない時間できる効率の良い予想法を考える。いくらでも方法はありました。
競馬に対するモチベーションが下がっている。これはサイトで競馬予想を発信する人として致命的ですよね。
しかし正直昔ほど熱量が無くなってきていたのは事実です。
このSKB競馬予想で記事を書かせていただいて、もう2年以上たちます。
今考えるとあの時は、レース映像を見ながら馬一頭一頭のラップを目視で計測し予想に生かせないかと研究したり、4角で内ラチ沿い~大外を回った馬を詳細に分けて次走にどんな影響があるかを考えたり、意味のありそうなことからなさそうなことまで、思いつくたびに行動していました。
もう一度あの頃のように、真剣に競馬と向き合っていきたいと思います。
このSKB競馬予想はサラリーマンの管理人トドさんが、忙しくて競馬予想の時間が取れない方に見てもらうために作ったブログです。
その心を忘れずに良いサイトにしていきたいと思います。
とかなり長くなりましたが汗、今週から頑張っていきましょう。
2018年秋競馬からの方針について
今まで自分はパドックを重視してきました。
記事でも前走の馬体が良いとか、悪いとかかなり書いてきました。
というのも2017年秋ごろからパドックで良いと思った馬がガンガン馬券に絡んでいたからです。(個人的な馬券の話です)
しかし2018年になり全く当たらなくなりました。変な先入観が入ったからか、それとも2017年はマグレが続いただけなのか。良く分かりませんが、かみ合わないことが多くなりました。
そこで2018年秋競馬からはパドック的な要素を少なくしようと思います。
その代わりに各馬の走りや調教をより深く分析していきたいと思っています。
最近新たな方針を決めるために参考になるものを探していて、様々な本やサイトを見ていました。
そしてその中で一番これだと思ったのが、以前トドさんが有料サロンで書いたコラム記事でした。
競馬に対する考え方や妙味、買い目についての考え方も参考になりますが、中でも調教についての考えは心に響くものがあります。
突き詰めていくべきだと思いました。
ちなみにトドさんは調教を非常に重視されていて、素晴らしく好調です。
先週から新しい企画をスタートされましたが、土日の平場推奨馬は単勝回収率148%。
今週も追加で募集されるそうなので、興味のある方はこちらからどうぞ↓
今週からは各馬の過去の走りと調教を突き詰めていきましょう。
セントウルステークス2018
有力馬分析
かなり前置きが長くなりましたが笑、セントウルSの話に入っていきましょう。
今年は高松宮記念勝ち馬のファインニードルが人気となりそうですね。相手となりそうなのはラブカンプー、アサクサゲンキ、ダイアナヘイローなどの北九州記念組でしょうか。
素直に馬の力を考えればファインニードルが抜けていますが、すでにG1勝ち馬ですから、ここで勝ちに来る必要はないでしょう。さらに斤量58キロも不安材料ですね。
ラブカンプー、アサクサゲンキは1キロ斤量が増えますが、ダイアナヘイローは1.5キロ減ります。斤量を考えるとダイアナヘイローが有利です。
ただ予想の肝となりそうなのは各馬の状態でしょうか。
ファインニードルがどの程度の出来にあるのか?またラブカンプー、アサクサゲンキ、ダイアナヘイローは北九州記念の時から上昇しているのか?下降しているのか?
有力馬の状態次第では穴馬にもチャンスがありそうですね。荒れる可能性は高いと考えています。
さて今回は有力馬の適性や能力を考えていきましょう。まずはファインニードルから。
・ファインニードル
前走 チェアマンズSP(G1) 4着
香港G1での4着ですが、勝ち馬と0.6秒差とかなり差は開いています。香港競馬にあまり詳しくないので何とも言えませんが、短距離でこれだけ差が開いていますからね。香港スプリント界のレベルが高いことを含めても、強い走りではないでしょう。
2走前 高松宮記念(G1) 1着
いつも通りの良いスタートを決めていましたが、序盤はゆったりと構えていました。ハイペースで差し決着のレースでしたから、川田騎手の好騎乗でしたね。3角~4角にかけて徐々にポジションを上げて、最後は何とか差し切り。直線でナックビーナスと競り合う形になりましたが、こちらの方が力強く伸びてきました。ただ高松宮記念のレベルはG1としては低かったと思います。過信は禁物でしょう。
3走前 シルクロードS(G3) 1着
最内枠スタートが不安でしたが、かなり二の脚が速く、逃げ馬の後ろに付けることができました。序盤に若干力んでいましたが、走りを見る限り大きなマイナスにはならなかったようです。直線ですんなりと外に出せて最後は完勝。ポジションを考えればペースに恵まれた感じはありますが、走り自体は強かった。
まとめ
シルクロードは内から器用な競馬、高松宮記念は外から豪快な競馬。どんな競馬にも対応できそうですね。近走を見ても負けたのは内で包まれた北九州記念と、騎乗が非常に悪かったスプリンターズSだけ。それ以外は勝利しています。あくまで叩き台としても、好走してくる可能性はかなり高いでしょう。昨年の覇者ですし、坂のある阪神コースも合っていますからね。
ラブカンプー
前走 北九州記念(G3) 3着
ポンっと最高のスタートを決めて先行し、4角ではすでに先行に躍り出ていました。前3Fが32.4というハイペースの中で最後まで良く粘りこんでいます。先行馬の中で掲示板に載ったのはこの馬だけですね。1200mでも群を抜いて出足が速いのは、大きな武器ですね。
2走前 アイビスSD(G3) 2着
1000mでも出足がかなり目立っていました。脚の回転も速いですし、生粋のスプリンターですね。最後はさすがに少し苦しそうにしていましたが、それでも大きくバテないのがこの馬の良さ。粘り強さがあります。
まとめ
今まで2敗していますが、それは1400m以上での話。1200m以下では複勝率100%と抜群の安定感を見せています。スタート、出足、走り、全てがまさにスプリンターですね。ただ馬体重が420キロ近くとパワーに欠ける感じなので、坂のある阪神はマイナスでしょう。そう考えるとここでは危険な存在かもしれません。
ダイアナヘイロー
前走 北九州記念(G3) 7着
スタートで少し後手を踏んで、序盤に脚を使わされる形となりました。しかし3番スタートだったので、内で包まれる心配がありましたからね。これは仕方がないですね。直線で少し窮屈な場面もありましたが、進路が開いてからも伸びてはいませんでした。ハイペースでしたし、序盤でポジションを取りに行かなければならないのが痛かったですね。力負けとは言い切れません。
2走前 函館SS(G3) 9着
飛び上がるようなスタートから、やむを得ずポジションを取りに行く形になりました。この時点で馬券に絡むのは難しかったですね。直線でも前が壁になっていましたし、非常にかわいそうな競馬でした。こちらも力負けではないでしょう。
まとめ
北九州記念も函館SSも全く競馬になっていません。どちらもスタートが悪いことで流れが悪くなっているので、今回スタートが決まるかどうかが重要なポイントになってくるでしょう。スタートさえ決まればチャンスはあると思いますし、近走成績の悪さでなめられるようならば美味しい一頭ではないでしょうか。
アサクサゲンキ
前走 北九州記念(G3) 6着
スタートは決まりましたが、二の足で全くついていけず。小倉1200mの重賞で先行するほどの脚はないようです。最後の直線では包まれながらも、ジリジリと伸びては来ていましたが、スパッという末脚は使えませんでしたね。1200mよりも長い距離の方が良い感じはあります。
2走前 CBC賞(G3) 4着
スタートは少し遅かったですが、騎手が意図的にポジションを下げた感じはありますね。結果的に外から素晴らしい末脚で追い込んできましたが、惜しくも4着まで。じっくりと脚を溜めることが出来れば、直線ではじけるということでしょう。
まとめ
能力の高さは感じますが、短距離でポジションが取れないのは致命傷でしょう。今回は松山弘平騎手騎乗予定ですが、道中でうまく脚を溜められるかどうか。あまり重視はしたくない一頭です。
記事まとめ
有力馬4頭の中で最も重視したいと思っているのは↓
この馬(A) → 人気ブログランキング
近走のスタートの悪さは気になりますが、2走前より前走の方が良くなっているのはポイントでしょう。まともにスタートが切れれば、逃げれるだけの二の足はありますし、逃げ切れるだけの能力もある。さらに阪神コースが得意なのもいいですね。
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