本日のSKB競馬予想ではオールカマー2017の
脚質、前走クラス・レースなどの基本的なデータを
分析していきたいと思います。
タンタアレグリア、アルバート、ステファノスなどが
人気となりそうな今年のオールカマーですが、
荒れる可能性が高そうです。それでは見ていきましょう。
オールカマー2017
データ分析
こんにちは!SKB競馬予想副管理人のかーるです。
今年のオールカマーのメンバーを見たとき、
「これは何が来るかわからん・・・」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
ステファノスはG1以外は全く走りません。
タンタアレグリアは8カ月ぶりのレースです。
ルージュバックは中山2200が合わなさそう。
モンドインテロはそもそも強い馬なのか・・・?
アルバートはかなり距離が短いような。
そして、有力馬以外は最近不調の馬ばかり。
正直に言うと、ハイレベルなレースになりそうにないですよね。
先週のローズSもそうでしたが
この時期の重賞はあくまでG1の前哨戦なので
有力馬が基本的に仕上げてきません。
そうなるとここに向けて仕上げてきた馬が
意外と楽に勝つことができます。
これはオールカマーも同様だと思います。
ある程度、力のある馬ならば
仕上げ次第で通用すると考えたいですね。
それでは、本日はデータを見ていきます。
※「TARGET frontier JV」を利用
脚質データは過去5年分、前走データは過去10年分を集計
脚質データ
- 中山芝2200m脚質データ
- 中山芝2200mの特別戦脚質データ
- オールカマー脚質データ
- 脚質データまとめ
前走データ
- 前走クラスデータ
- 前走レースデータ
- 前走スタミナ勝負で負けた馬に注目!
中山芝2200m脚質データ
セントライト記念も中山芝2200mで行われましたが
このコースは意外と中団馬が活躍しています。
勝率・複勝率・回収率を見ると逃げ馬・先行馬が高いですが
それはどのコースでも言えることです。
中団馬の複勝率が2割以上ありますから、差しも届くということでしょう。
ただし後方馬になると複勝率は4.6%と一気に下がります。
中団と後方ではかなり確率が変わってきますから注意ですね。
中山芝2200mの特別戦脚質データ
特別戦に限定してもそこまで違いはありません。
上級条件でも後方馬はほとんど馬券に絡みません。
ただしマクリは決まるので、機動力があれば大丈夫。
直線勝負の馬はかなり厳しいので、割引が必要でしょう。
オールカマー脚質データ
オールカマーでは先行馬が勝つことが多いです。
ただ中団馬も馬券には絡みますし、差しも届きます。
逃げ馬・後方馬は厳しいので、極端な脚質の馬は軽視ですね。
脚質データまとめ
- 中山芝2200mは逃げ・先行・中団までチャンスあり
- 特別戦に限定しても違いはあまりない
- オールカマーは勝ち馬は先行馬、馬券内なら先行馬か中団馬
今年の有力馬はどの馬も脚質の自在性があります。
タンタアレグリア、ルージュバック、ステファノスなどは
先行、好位、中団、どこからでも競馬が出来るタイプなので
騎手がどの位置に付けるかが重要になってきそうです。
アルバートはあまりいい位置が取れない馬なので
脚質的には厳しい一頭といえるかもしれません。
前走クラスデータ
オールカマーは毎年レースのレベルが高く
過去のデータを見ると出走馬も好走馬も重賞馬ばかりです。
ただ今年はそこまでメンバーが揃いませんでしたので
OP特別組にもチャンスがありそうですね。
重賞組の中でもG1組が圧倒的な成績となっています。
G1でいい走りをした馬は素直に重視したいですね。
前走レースデータ
・主な前走レース
宝塚記念組の成績が素晴らしいですが、今年は該当馬が一頭もいません。
新潟記念組の成績もよいですが、今年は新潟記念3着馬の
カフジプリンスが出走登録しています。注目ですね。
その他では天皇賞・春組、七夕賞組などから好走馬が出ています。
前走スタミナ勝負で負けた馬に注目!
このオールカマーというレースは天皇賞・秋の前哨戦です。
前哨戦だからかもしれませんが、前走着順があてになりません。
こちらのデータをご覧ください↓
・前走着順別成績データ
一番下に前走1着~3着の馬をまとめていますが
勝率・複勝率はかなり低いですし、回収率に関しては単複50以下。
つまり前走好走した馬は、あまりここでは好走しません。
むしろ4着以下に敗れた馬の方が、回収率が高いのです。
こちらのデータもご覧ください↓
・前走4着以下の馬のコース別成績
前走4着以下の馬のコース別成績ですが
札幌芝2000m、阪神芝2200m、京都3200mで
4着以下に敗れた馬が高い確率で好走していることがわかります。
ここからは自分の想像ですが
この3つのコースはどれもスタミナを問われるコースです。
スタミナを問われるコースで負けてしまった馬が
このオールカマーでは意外と走るということではないでしょうか。
オールカマーは天皇賞・秋の前哨戦ですから
ペースは非常に落ち着くことが多いですし
中山芝2200mというイメージとは違って
末脚勝負になることが多いです。
前走厳しい流れでスタミナ切れして負けた馬が
今回人気落ちしている場合は重視したいですね。
以上、オールカマーのデータ予想でした!