本日のSKB競馬予想ではアイビスサマーダッシュ2017の脚質、
前走クラス・レースなどの基本的なデータを見ていきたいと思います。
フィドゥーシアとネロが人気となっていますが、この2頭には逆らわない方が
良さそうです。アイビスSDは毎年堅いレースですから、
素直に強い馬を選んでいきましょう。
アイビスサマーダッシュ2017
基本データ分析
今週はアイビスサマーダッシュとクイーンSが行われます!
アイビスサマーダッシュは直線重賞ですから、自然と注目が集まるでしょう。
さらにクイーンSもメンバーがかなり豪華です。どちらの重賞も見逃せない
レースとなりそうです。
アイビスサマーダッシュのデータを見ていきたいと思いますが、
その前に伝えておきたい傾向があります。かなり重要な傾向ですよ。
・アイビスサマーダッシュの過去10年データ
↑こちらはアイビスSDの過去10年のデータです。
注目していただきたいのは回収率の所です。
単回値80・複回値65となっていますよね。
これだけを見ると、若干複勝が堅めのレースだな・・・と思いますよね。
ただこの過去10年のデータの中には、2007年に13番人気で勝利した
サンアディユが含まれています。こういう大穴馬が勝利すると
データの数値が大きく変わってしまうんですよね。
サンアディユはダート路線からアイビスSDに出走した馬で、
このレースが芝初挑戦でした。
のちにセントラルS、京成杯を制して、G1スプリンターズSでも
2着に入るほどの凄い馬なのですが、これをデータに含めてもよいものなのか・・・?。
非常にレアなケースですからね。
サンアディユを取り除いたデータを見てみると・・・
↑単回値32、複回値57となります。印象がガラリと変わりますよね。
複勝が少し堅いレースという印象だったのが、単勝も複勝も堅い
究極カタカタのレースという印象に変わると思います。
アイビスSDは直線コースで行われるレースですから、コーナーがある
レースに比べると、紛れが少ないでしょう。枠順の有利不利があるにせよ、
基本的には力と力のガチンコ勝負になりやすいと思います。
そう考えると普通は堅いレースになりやすいですよね。サンアディユを除いた
データの方が信頼できると思います。
アイビスSDは強い馬が強い走りをするレースだと思います。
それを踏まえて予想していきたいですね。
ちょっと前説が長くなりましたが、ここからデータの方を見てきましょう!
※「TARGET frontier JV」を利用
脚質データは過去5年分、前走データは過去10年分を集計
脚質データ
- 新潟芝1000m脚質データ
- 新潟芝1000mの特別戦脚質データ
- アイビスSD脚質データ
- 脚質データまとめ
前走データ
- 前走クラスデータ
- 前走レースデータ
- 前走1000mの馬は重視すべき?
- ダート馬は軽視でいいのか?
新潟芝1000m脚質データ
新潟芝1000m自体は逃げ馬・先行馬が強いコースです。
特に逃げ馬は複勝率4割越えと素晴らしい成績。
勝率・複勝率・回収率が綺麗に前に行くほど上がっていきますし、
先行力が非常に問われるレースと言えます。
後方馬はほとんど馬券に絡みませんので、1200mで後方から
勝負している馬には厳しいかもしれません。
新潟芝1000mの特別戦脚質データ
特別戦に限定すると、回収率的に中団馬も狙えそうですね。
複勝率はやはり逃げ・先行馬の方が高いですが、
中団馬の回収率がなかなかいい数値です。
上級条件になると差しも決まると考えて予想したいですね。
アイビスSD脚質データ
アイビスサマーダッシュに関しては最も回収率が高いのは中団馬です。
ただ逃げ馬・先行馬の方が断然成績が良いですし、基本は先行力重視で良いと思います。
1200mで逃げている馬、1200mでも距離が長くバテてしまう馬、
1200mではすば抜けた先行力を持っている馬は狙いたいですね。
脚質データまとめ
- 新潟芝1000mは逃げ・先行馬が非常に強い
- 特別戦に限定すると差しも届きだす
- アイビスSDは先行力が必須
まとめるこのような感じです。
基本は先行力重視でよいと思います。穴馬が入る可能性は基本的に
低いレースですが、入るとすれば前に行ける馬でしょう。
脚質の傾向はつかめてきましたので、続いては前走レースのデータを見てきます。
前走クラスデータ
出走頭数のほとんどがG3組とOP特別組ですが、3着以内の馬も
ほとんどここから出ています。
成績で言えばG3組が良いでしょう。過去10年で7勝はG3組です。
OP特別組は2着・3着は多いですが、勝ち切るほどの馬はなかなかいません。
馬券の中心とするならば良さそうですが、頭で勝負は危険ですね。
前走レースデータ
最も成績が良いのはCBC賞組。勝ち馬はここから多く出ています。
函館スプリントS組やバーデンバーデンC組も活躍していますね。
韋駄天S組はそこまで相性が良くなさそう。アイビスサマーダッシュには
強い馬も出てきますからね。力が足りない馬も出てくるでしょう。
ここまで基本的なデータを見てきましたが、ここからは個人的に疑問に
思ったことを解決していこうと思います。
新潟芝1000mという特殊な条件で行われるレースですから、
同じ疑問を持っている方も多いかもしれませんね。参考になればと思います。
まず最初はこちらの疑問です↓
前走1000mの馬は重視すべき?
今年の出走メンバーを見てみると韋駄天S組が多いですね。
同じ距離で行われるレースですから、そこで好走した馬は
信頼できそうな気がしますが・・・どうでしょうか。
データを見ると1000m組は成績はそこそこ。ただし回収率がとても低いです。
堅くなりやすいアイビスサマーダッシュと言っても、これは低いですね。
韋駄天Sで好走した馬は、もちろん直線競馬の適性がある馬だと思います。
ですが過剰人気しやすいので妙味はあまりないです。
それを踏まえた上で、馬券に入れるかどうかを決めたいですね。
続いてはこちらの疑問です↓
ダート馬は軽視でいいのか?
今年の前走ダート馬はレヴァンテライオンとキープレイヤ―です。
どちらも人気薄になるでしょうね。
データを見ると前走ダートで馬券に絡んだ馬は一頭だけ。
これは冒頭でお話ししたサンアディユですね。
アンナディユを例外と考えると、基本的にはダート馬は好走できません。
ですがレヴァンテライオンに関しては、個人的にはちょっとチャンス
ありそうだと感じています。穴馬としていいかもしれませんね。
以上、アイビスサマーダッシュの基本データ分析でした!
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