本日のSKB競馬予想では天皇賞春2017の枠順と想定オッズから穴馬要素はどこに存在しているかを紐解いてみたいと思います。
予想オッズではサトノダイヤモンドとキタサンブラックの2強状態ですね。ただ競馬においては両雄並び立たずという状態は非常に起こりやすく、今までの歴史もそう。
今年はどうなるか、2強がマッチレースを繰り広げるのか、それとも穴馬の台頭があるのか、枠順という要素から紐解いてみたいと思います。
どうも！SKB競馬予想管理人トドです。
さて、いよいよ本日は枠順発表ですね！天皇賞春は京都3200mということもあり、枠順が非常に重要になるのも事実。
今日は予想オッズと枠順を照らし合わせながら、どの馬がどの枠順に入ったら、穴馬として期待ができるかを考察してみたいと思います。
まずは予想オッズがらみてみましょう。
天皇賞春2017予想オッズ（SKB的オッズです＾＾）
netkeibaさんの予想オッズをベースに私なりの考察をいれた予想オッズです。
サトノダイヤモンド 2.5倍
キタサンブラック 2.8倍
シュヴァルグラン 10.4倍
シャケトラ 11.5倍
レインボーライン 12.1倍
ゴールドアクター 13.6倍
アルバート 25.4倍
ディーマジェスティ 40.5倍
おそらく最終オッズとしては4歳馬、有馬記念で勝利ということもあり、サトノダイヤモンドが1番人気になると思っています。
あのときはサトノノブレスのアシストがあったものの、強烈な末脚で差し切ったイメージは鮮烈でしたし、テレビでもあの映像が流れるでしょう。そうなると人気的には偏りが発生しそうな気がしております。
対して昨年の覇者のキタサンブラックですが、ジャパンカップ、有馬記念、大阪杯と素晴らしいパフォーマンスを続けており、今回も調教を見る限りは万全の態勢。
もしかしたら1番人気に押し出される可能性もあるが、有馬記念もあり、おそらく2番人気ではないかとみています。
こうなったら・・という過程ですが、単勝オッズとしては美味しく見えてきますね。まー、3倍を切る単勝はあまり期待値も良くないですが、一応現時点ではキタサンブラックを軸として考えています。
理由はやはり安定感。58キロという斤量もよいし、極端な外枠にならない限りはよい位置を取れるでしょう。
万が一サトノダイヤモンドが58キロという初めての斤量などが影響して飛んだ場合、連系配当も跳ね上がりそうなので、いろんな視点から馬券を組み立てたいなーと思っていますが、もしこの2強に入っていくのであればどんな馬がいるか？また買っておいて損はない馬はどれか？を枠順データから紐解いてみたいと思います。
有利な枠順は？
まずはTARGETによる過去10年のデータをみてみましょう。
詳しくは副管理人かーるさんが書いたデータ予想記事をご覧いただければと思いますが、基本的には内枠有利ですね。かーるさんの予想記事はこちら→【天皇賞・春2017予想】基本データ分析｜長距離戦は騎手に注目！
周知の事実ではあるものの、データには必ず理由があるのでその理由を確認することが大切です。
では内枠有利な理由はなんなのか。それはどこのブログでも書いてあるとおり、長距離レースのため、いかに距離ロスのないレース運びができるかに尽きます。
競馬というのはトラックレースなので、馬場の外側を走らされれば、それだけ多くの距離を走ることになります。単純に3200m走るというわけではなく、実質はそれ以上走ることになりますので、これをどれだけ抑えることができるかが重要になります。
内枠というのは距離が伸びれば伸びるほど、距離ロスが少なくなるので、こういった勝率データに反映されています。
では単純に内枠の馬を買っていれば儲かるのか？というとそういうわけではないですし、内枠の馬が全部有利なのか？というとそういうわけでもありません。
ではどういった要素が必要か？
基本的にはスタートして中段より前目の位置につけることができる馬というのが穴馬要素として必要になってきます。
例え内枠を引いたとしても、レインボーラインのようにもともと出遅れが多かったり、出脚が遅い馬というのは結局はよい位置を取れず、外から被されてしまいます。
各騎手も自分の騎乗の馬を必ず勝たせる騎乗をしてくるので、位置の取り合いは当然熾烈になりますよね。
なので、出遅れグセがなく、前目につける馬という観点で穴馬として推奨したいのは、
タマモベストプレイ
7歳という高齢馬ですが、出遅れもなく、出脚もよく、基本的によい位置が取れる馬です。能力の上積み、基礎能力という意味では厳しいですが、過去の天皇賞春はそういった馬でも馬券内に入ってきたのは事実。
キタサンブラックが前にいくことで、ペースはミドルかスローくらいになるでしょうし、さらにその前をマイペースでいって、粘りこむことができれば、馬券内があってもおかしくはないですね！
予想オッズをみても下から数えたほうが早いですし、抑えておいても損はないと思っています！
では枠順が確定しましたので、上記の考えも踏まえて簡単に考察したいと思います！
枠順速報と考察
1番 シャケトラ 田辺騎手
2番 ラブラドライト 酒井騎手
3番 キタサンブラック 武豊騎手
4番 スピリッツミノル 幸騎手
5番 ファタモルガーナ 浜中騎手
6番 シュヴァルグラン 福永騎手
7番 アルバート 川田騎手
8番 タマモベストプレイ 吉田隼騎手
9番 ディーマジェスティ 蛯名騎手
10番 アドマイヤデウス 岩田騎手
11番 プロレタリアト 杉原騎手
12番 ゴールドアクター 横山典騎手
13番 トーセンバジル 四位騎手
14番 ワンアンドオンリー 和田騎手
15番 サトノダイヤモンド ルメール騎手
16番 レインボーライン M・デムーロ騎手
17番 ヤマカツライデン 松山騎手
いやー、キタサンブラックがまたもや素晴らしい枠順をひきましたね。やっぱ持ってる人は枠順抽選の運もすごいのか・・・。
一方人気どころできつくなったのは、ゴールドアクター。先行脚質でこの枠はちょっと厳しいかもしれませんね。
そしてサトノダイヤモンド。前につけるのか、後方待機をとるのか非常に判断が難しい枠順となりました。
これによりキタサンブラックはおそらく1番人気になるでしょうし、シャケトラも絶好調の1枠を引いたことにより、穴人気してくるでしょう。
枠順からみるとキタサンブラックは逆らいづらい感じがしますが、馬券の組み方的にはなかなか面白みがある枠順となりました！
データ、調教を踏まえて、最終予想に向けてねっていきたいと思います。以上、天皇賞春2017の枠順からみる穴馬候補と枠順速報と考察でしたー。
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