今週はアメリカジョッキークラブカップ2017の予想をしていきます！
中山芝2200mで行われるＧ２戦。AJCCの略称の方が有名かもしれません。
（更新：1/22 買い目追記しました！）
2017年のアメリカジョッキークラブカップには、セントライト記念２着、
福島記念２着と惜しい競馬が続いている期待の４歳馬ゼーヴィントを筆頭に
リアファル、タンタアレグリア、クラリティスカイなどの実績のある馬や
エリザベス女王杯２着の牝馬シングウィズジョイも特別登録しています。
ＡＪＣＣ2017
有力馬分析（1/19公開）
こんにちは。ＳＫＢ競馬予想副管理人のかーるです！
アメリカジョッキークラブカップはＧ２戦ではありますが、毎年そこまで
強いメンバーは集まらない印象があります。
しかし今年は期待の４歳馬ゼーヴィントが参戦して盛り上がりそうですね。
そして神戸新聞杯１着、菊花賞３着のリアファルや、同じ年の菊花賞３着馬の
タンタアレグリアも特別登録しています。
４歳世代は確かに強いですが、５歳馬、６歳馬も見てもいい馬が揃いましたし
ゼーヴィント１強のレースではないと思います。
個人的には東海Ｓよりは、荒れそうな気がします・・・
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分析する有力馬３頭
- ゼーヴィント
- リアファル
- タンタアレグリア
現在の予想オッズを見ると、ゼーヴィント１番人気2.5倍、リアファル3.5倍
ミライヘノツバサ5.8倍、タンタアレグリア9.6倍、シングウィズジョイ11.7倍
とこのようになっています。ミライヘノツバサが、意外に人気していますね。
それではゼーヴィントから見てきましょう。
ゼーヴィント
- 前走 福島記念(Ｇ３) 2着
- ２走前 セントライト記念(Ｇ２) 2着
- ３走前 ラジオNIKKEI賞(Ｇ３) 1着
- ４走前 プリンシパルＳ(ＯＰ) 3着
- ５走前 山藤賞(500万) 1着
セントライト記念ではディーマジェスティと接戦を演じ、福島記念では
マルターズアポジーは差せなかったものの、斤量を考えると強い走りでした。
スタートはそこまで悪くありませんし、先行でも差しでも大丈夫なタイプで
セントライト記念の走りを見た感じだと、中山芝2200ｍはかなり得意そう。
最後の急坂でしっかりと粘ることが出来ると思います。
注目レース
前走 福島記念(Ｇ３) ２着
マルターズアポジーが鮮やかに逃げ切った福島記念でしたが、先行馬も
差し馬もどちらでも、力があれば好走できる流れだったと思います。
ゼーヴィントは好位の外に付けつつ早めに仕掛ける形でしたが、勝ち馬を
差し切ることは出来ませんでした。
マルターズアポジーは古馬で斤量54キロ、ゼーヴィントは３歳で55キロを
背負ったいたことを考えると、仕方がない気もします。
ただ福島記念のメンバーは強くはありませんでした。そこだけが不安です。
リアファル
- 前走 金鯱賞(Ｇ２) 5着
- ２走前 有馬記念(Ｇ１) 16着
- ３走前 菊花賞(Ｇ１) 3着
- ４走前 神戸新聞杯(Ｇ２) 1着
- ５走前 マレーシアＣ(1600万) 1着
菊花賞３着、神戸新聞杯１着のリアファル。個人的に応援している馬です。
１年近くの休養を挟んで、挑んだ金鯱賞では残念ながら５着でしたね・・・
しかし金鯱賞の流れはリアファルの得意とする流れではなかったと思いますし、
久しぶりのレースですから仕方がないかと思います。
あの厳しい流れの菊花賞で３着に粘った馬ですから、今年のＡＪＣＣの
メンバーを見た感じ、十分に好走可能だと思います。
注目レース
前走 金鯱賞(Ｇ２) 5着
今年の金鯱賞はデニムアンドルビーとリアファルという長期休養明けの
実績馬が参戦して、予想するのが非常に難しいレースだったと思います。
他のメンバーを見ると、ヤマカツエース・サトノノブレスなど重賞馬が
数頭参戦していましたし、メンバーのレベルは低くはなかったと思っています。
非常にスローな流れの少し特殊なレースで、そういう流れを得意とする馬たちは
しっかりと好走していました。
リアファルは断然スタミナ勝負の方が得意だと思いますので、33秒台の上りを
必要とする流れでは、かなり厳しかったと思います。
今回は叩き２戦目で、さらに上がり勝負になりにくい中山芝2200コースです。
突き抜けてもおかしくないと思います。
タンタアレグリア
- 前走 天皇賞(春) 4着
- ２走前 阪神大賞典(Ｇ２) 2着
- ３走前 ダイヤモンドＳ(Ｇ３) 4着
- ４走前 菊花賞(Ｇ１) 4着
- ５走前 セントライト記念(Ｇ２) 6着
菊花賞４着、阪神大賞典２着、天皇賞(春)４着と長距離路線で活躍している
タンタアレグリア。しかし２着や４着など、惜しい競馬が続いていますね。
この馬を追っかけている方は馬券的に悔しい思いをされているかもしれません。
今回は中山芝2200ｍですから、この馬の豊富なスタミナが生かせるかどうか
非常に微妙なところですね。スローになると厳しいと思います。
ただ天皇賞(春)での走りはかなり良かったですし、力はＧ１級だと思います。
注目レース
前走 天皇賞(春) 4着
天皇賞(春)では序盤に少しごちゃついてしまい、後方からの競馬になりました。
最後の直線では非常にうまく内を突いて伸びてきましたが、流れ的に前の馬
有利でしたし、前の馬たちを差し切ることが出来ませんでした。
天皇賞(春)のような序盤の不利がなければ、中団ぐらいには付けられる馬ですし
最後の伸び脚はかなり目立っていました。
しかし中山芝2200mはあまり向いてなさそうな気がします。そこまで無理をして
ポジションを取りにいかない感じがしますし、後方から差し切れるほどの末脚も
持っていないと思います。
あとは逃げ馬がどんな流れで逃げるかですね。序盤から飛ばすようならば、
この馬も持ち味が生かせる流れになるかもしれません。
ゼーヴィント、リアファル、タンタアレグリアの３頭を分析しましたが、
自分の応援していることを抜きにしても、リアファルが有力だと思っています。
状態面も重要だと思いますので、そちらもしっかりと確認したいですね。
以上、有力馬分析でした！
ＡＪＣＣ2017
予想オッズ考察（1/19公開）
どうも！SKB競馬予想管理人トドです。予想オッズ考察を書きたいと思います！
現時点での予想オッズはこちらです。
ゼーヴィント 2.5倍
リアファル 3.5倍
ミライヘノツバサ 5.9倍
タンタアレグリア 9.8倍
シングウィズジョイ 11.3倍
ルミナスウォリアー 13.0倍
ワンアンドオンリー 17.5倍
クリールカイザー 20.2倍
クラリティスカイ 20.9倍
東海ステークスと同様でけっこう割れている感じですね。
そのなかでも最強世代と言われた去年の3歳勢のなかでクラシック路線には
乗れなかったものの、ラジニケ、セントライトを3歳戦でよいレースをしたのち、
福島記念では古馬とも同等以上のレースをしたゼーヴィントが一番人気予想。
勝ちきれないところはあるが、レースっぷりをみても強い馬であることは確か。
ただこういう馬って勝ちきれないことが続くんですよね。そういう意味で
このオッズが当日も同様であれば、2着付けの馬券がオッズ的には美味しそうです。
あとはリアファル。長期休養明けの金鯱賞は久々ながらポテンシャルの高さが
垣間見えるレースでしたし、中山2200というのも問題はなさそうとみています。
後日最終追い切り考察を書いて、状態面をおっていきたいと思いますが
現時点での軸候補の1頭となっています。当日はもうちょっとオッズが下がりそう。
あとはいつも人気がないですがクリールカイザーはやはり抑えておきたいなーと
思っていますが、枠順次第ですね。
今週は変則開催でなかなかのスケジュールですが、きっちり予想していきますので、
がっつり的中させたいと思います！
以上、予想オッズ考察でしたー。
AJCC2017
最終追い切り考察（1/20更新）
どうも！SKB競馬予想管理人トドです。AJCC2017の有力馬4頭の最終追い切り
考察を更新いたします。
ゼーヴィント
最終追い切り評価：B
1/18 美浦南Wコース
馬場：良 状態：一杯
52.8 38.4 12.7 馬場7分目
時計自体はきっちり出ているので状態は問題ないでしょう。中山も問題ないし、
状態的には上位に取りたいが、年明け以後の戸崎騎手はいまいち
乗れていないので、1番人気確実でマークされることを考えると取りこぼしが
あってもおかしくはないですね。
あとは個人的にはもともとの素質は高いと思いますが、この馬強い！という
評価はしておらず、能力的に拮抗している今年のAJCCでは1番人気に値するか？
というと？？な点は正直ありますね。軸にはしない予定です。
リアファル
最終追い切り評価：A
1/19 栗東坂路コース
馬場：稍 状態：一杯
50.5 37.0 24.6 12.7
前走の最終追い切りよりも時計を短縮。1週前追い切りの時計もよいし、
一度叩いた今回は上積みが十分ありそう。
中京よりはパワーがいる中山の方が確実に向いているし、シュミノー騎手も
ようやく日本に慣れてきた感じがするので、ここは中心視していいと思います。
ミライヘノツバサ
最終追い切り評価：B
1/18 美浦南Wコース
馬場：良 状態：馬なり
69.3 53.9 40.2 13.0 馬場8分目
状態自体は間隔が短いなかで時計もでており、状態自体は良さそうです。
迎春ステークスはなかなかのレースっぷりでしたので見栄えがするレースでしたが、
個人的にはそこまで強いと思わないので、過剰人気するなら切ってもいいかなと
思っていますが、連系オッズは人気にならない気もするので、現状は抑え評価。
タンタアレグリア
最終追い切り評価：B
1/18 美浦南Wコース
馬場：良 状態：強目
84.8 68.5 53.3 38.4 12.6 馬場7分目
1週前にも馬なりでよい時計を出しており、状態自体はとくに悪くなさそう。
能力的にはこのなかでも上位だと思いますし、休み明けが嫌われそうなので、
オッズが落ちるなら重視したいですが、鉄砲が利くタイプではなく
叩いて良くなるタイプだと思うので、軸にするなら3連複とか2,3着付けが
良さそうかなーと思っています。
以上、有力馬の最終追い切り考察でしたー。
AJCC2017
データ分析(1/21更新)
それでは続いてデータ分析の方を見ていきましょう。
※「TARGET frontier JV」を利用
- レース枠順別成績データ
- コース枠順別成績データ
- 前走クラス別成績データ
- 前走レース別成績データ
- 年齢別成績データ
- 最後の注目データ
(前走重賞＆ＯＰで好走した馬に注目！)
こちらの６つを見ていきます。
ＡＪＣＣ
枠順別成績データ
(過去10年分)
複勝率を見てみると、7枠・８枠の数値が非常に低いです。外枠は不利ですね。
さらに１枠・２枠の数値もあまり良くありません。内枠過ぎてもイマイチです。
理想的になのは中枠で、３枠は勝ち馬が３頭も出ていてベストな枠でしょう。
４枠の成績は悪いですが、５枠・６枠は成績が良いですし、狙いどころとしては
３枠～６枠あたりが良さそうです。
中山芝2200m
枠順別成績データ
(過去5年分)
コースの方を見てみると、最も成績が良く見えるのは７枠で、勝率・複勝率
回収率すべてが高いです。また２枠も優秀でこちらも回収率が高いです。
内枠・中枠・外枠有利とは言えませんね。どこからでも馬券に絡めます。
しかし上位人気の馬に関しては、１枠や８枠などはあまり良くないようで、
別のデータを見たところ成績が悪くなっています。
有力馬が極端な枠に入った場合は、危険だと思います。
前走クラス別成績データ
(過去10年分)
勝率・複勝率を見てみると、前走グレードの高いレースであればあるほど
成績が良くなっていますね。前走Ｇ１組・Ｇ２組は素直に評価したい所です。
1600万組やＯＰ特別組の成績はあまり良くありませんし、回収率も低め。
今年は1600万を勝ち上がったばかりのミライヘノツバサが現在3番人気と
人気を集めていますが、過去データ的には危険な一頭と言えるでしょう。
前走レース別成績データ
(過去10年分)
勝率・複勝率が素晴らしいのは有馬記念組。しかし今年は参戦馬なしです。
続いて成績が良いのは金鯱賞組。勝率・複勝率・回収率全て文句なしです。
今年はリアファルが金鯱賞組ですね。
出走頭数が最も多いのは中山金杯組ですが、こちらはあまり成績が良くないです。
2011年頃から馬券に絡む馬がぱったりと無くなり、2014年のサクラアルディート
のみ2着に入っています。
中山芝2000mの中山金杯で活躍出てきても、中山芝2200ｍのAJCCではなかなか
活躍できないということですね。Ｇ３→Ｇ２とレベルが上がることや、コースが
内回りと外回りで違うことも影響していると思います。
年齢別成績データ
(過去10年分)
年齢別成績データを見てみると、どの年齢の馬もそれほど複勝率は変わりません。
ただ勝率に関しては５歳馬が高いですね。
先週の日経新春杯では４歳馬のミッキーロケット１着、シャケトラ２着と４歳馬が
大活躍でした。しかし日経新春杯はハンデ戦なこともあって４歳馬に有利なレース
だったんですよね。過去データでもそのようになっていました。
ただ今週のＡＪＣＣは６歳馬、７歳以上の馬もかなり馬券に絡むレースです。
日経新春杯と真逆なレースだということを、しっかりと覚えておきたいですね。
最後の注目データ
(前走重賞＆ＯＰで好走した馬に注目！)
ＡＪＣＣでは前走重賞やＯＰで３着以内に入った馬が、強いレースです。
まずはこちらのデータをご覧ください↓
・前走着順別成績データ
前走着順別のデータですが、前走１着・２着・３着馬の成績が非常に良いです。
一番下にまとめましたが、勝率9.5％、複勝率35.7%はかなり優秀ですし、
なにより複回値が100を超えているのが素晴らしいです。
前走好走した馬なので勝率・複勝率が高いのは納得ですが、回収率も高いので
人気以上に好走しているということですよね。
しかしここで問題が一つ・・・
前走３着以内と言っても、1600万戦で３着以内とＯＰ戦・重賞で３着以内では
大きく意味合いが違ってきますよね。
そこで見ていただきたいのがこちらのデータ↓
・前走１着～３着馬の前走クラス別成績データ
前走３着以内の馬のクラス別の成績データです。わかりやすく同クラスと
昇級戦だけ取り出しました。
データを見てみると同クラスが圧倒的に好成績で高回収率となっています。
この同クラスとはＯＰ戦全般という意味で、ＯＰ戦と重賞が含まれます。
つまり前走ＯＰ戦・重賞で３着以内に入った馬は、ＡＪＣＣでも狙い目です。
今年で該当するのは・・・
- 福島記念２着
ゼーヴィント - エリザベス女王杯２着
シングウィズジョイ - 中山金杯２着
クラリティスカイ - ディセンバーＳ２着
ルミナスウォリアー
こちらの４頭です。よく見ると２着馬ばかりですね。
以上、データ分析でした！
AJCC2017
予想と買い目
| 印 | 馬番 | 馬名 |
| ◎ | 13 | リアファル |
| ◯ | 08 | タンタアレグリア |
| ▲ | 04 | シングウィズジョイ |
| ☆ | 17 | クリールカイザー |
| △ | 1,2,6,7,10 | |
AJCC2017はこちらで勝負予定です！！
見解と考察
◎ リアファル
長期休養明けの金鯱賞を叩いて状態の上積みは十分あるし、このなかでも
能力は上位クラスは当然。シュミノー騎手という不安要素はあるものの、
最近は勝ち星も積み重ねているし、問題ないでしょう。
◯ タンタアレグリア
こちらも天皇賞春以来の久々レースではあるものの状態もよいし、
このなかでも実績、能力ともに十分。思ったよりオッズもついているので、
ここは上位に取りたいと思う。
【自信度】★★☆
相手も絞れたし、勝負レースとしたいと思います！
【参考】自信度設定
今年から自信度レベルをわかりやすく3つにしています。基本的に軸の選考の
仕方で自信度を決めます。また、そこから相手がどれくらいの頭数や選んだ紐が
どれくらいすんなり決まったかによって自信度を決めています。
自信度★☆☆
推奨レース（パドック次第で買う程度）
自信度★★☆
通常勝負レース
自信度★★★
金額増加で大勝負！！
【推奨買い目】
＜馬連＞
◎ - 印 8点
◎ - ◯▲☆ 3点（買い足し）
こちらで勝負予定です！
以上、AJCC2017の予想でしたー！
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1/21（土）平場予想検討中
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1/ 5京都金杯 1万1040円的中
1/ 5中山12R 2万4760円的中
1/ 5中山 9R 1万8290円的中
12/25中山 7R 1万7250円的中
12/24中山10R 3万4180円的中
12/23中山 7R 2万3250円的中
12/18中京12R 9万5550円的中
12/18中京11R 6万9300円的中
12/17中京 9R 4万3000円的中
